【残すということ】
最近こう言う方がいます
「写真ってデータ残せばアルバムいらないよね」
ごめんなさい、データは写真ではありません、あくまでデータ、情報です、そして、その情報を残し続けるのは非常に難しいです、携帯が無くなったら?パソコンが壊れたら?今のデータの形式を読め取れる端末が、20年後、30年後無くなったら?
こう言う方もいます
「アルバムってあんまり見ないよね」
それも僕の中では正しい表現ではありません、そもそもアルバムは【残すもの】です
何年か前に、台風で家が浸水したお客様のアルバムを復元したことがあります、データはDVDに残していましたが、当然破損して読み込めません、泥水で汚れたアルバムを、お世話になっているアルバム屋さんと協力して復元しました
お客様は大変喜んで今も大切にそのアルバムを保管しています、このお客様は、災害に合い、写真を残すことの価値に気付き、データでは無く、再度、紙として、アルバムとして残しました
写真は家族のお祝いの歴史です、それを自分や、子供や、孫がウチの家族はこんなに幸せだったんだと感じることができる大切なものです
写真を形として残してください、街の写真屋さんのささやかなお願いです。
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